Apple Musicがロスレスオーディオへの対応を発表しました。詳細は記事の方でも読めますが、要点だけ箇条書きにすると以下です。
- 当初は2000万曲、年末までに7500万曲以上がロスレス品質で聴けるようになる
- 最大192kHz/24bitのハイレゾリューションロスレスも提供
- 追加料金無し。個人プランが月額980円、ファミリープランが月額1,480円。
記事にはDolby Atmos(空間オーディオ)対応にも触れてますが、これは流石に恩恵に預かれる人は少数だと思うのであまり触れません。
個人的な印象としては、まず追加料金無しというのが意外でした。Amazon MusicがHDプランを別に用意してるからですね。Apple Musicのユーザ層がどういった層なのかはよくわかってないですが、HDプランを用意しても契約してくれる人がそんなに多くないと踏んだのでしょうか?この辺はよくわからないですね。
また、通信的なもろもろの制約を考えればAppleが出してるAirpodsやAirpods Proはロスレスやハイレゾの恩恵をほとんど受けられないはずで、そのあたりをどう思ってるかも気になるところです。なんだったらiPhoneやiPadからは出力すらできないのでわ。Amazon MusicやSpotifyはある意味そういった立場は中立なので問題ないですが、Appleはそのあたりの対応を順次やっていくのでしょうか?
そのあたりの疑問はこちらの記事にも見て取れます。
流れとしては良い流れだと思っていて、SpotifyもHifiプランを2021年の後半に出す予定とのことで、このままロスレスやハイレゾが一般化していくといいですね。ただ、イヤホンなどの出力機器の対応が追いついてないのは間違いないので、そっちの方でも良い発表があるのを心待ちしてます。