最近はプログラミング関連以外の話題が多すぎて、このブログを書いてるのがエンジニアだということが忘れ去られつつあるんじゃないかと思います。
ということで、今日は久しぶりにそっち方面の話をします。最近「AWS Extend Switch Roles」を使い始めました。
ツールの紹介
まず、「AWS Extend Switch Roles」の簡単な紹介をします。
AWSを普段から使ってる人である程度権限管理とかをやっている人はSwitch Roleという機能はご存知だと思いますし、AWSのWebコンソールからそれが行えるのもご存知だと思います。AWSのWebコンソールでのSwitchRoleは便利なんですが地味に不便なところがあります。履歴がショートカットとして残るのが5個までであることです。足りなくなるんですよね、これ。
AWS Extend Switch Rolesはそれを大幅に増やしてくれるブラウザ拡張です。また、履歴を残すというよりは~/.aws/configファイルと同じような形式でSwitch Roleの設定を保存できます。デフォルトの履歴に頼ってると、いつの間にか古いやつが消えてて設定してた値を探すのにめっちゃ時間がかかる、みたいなこともちらほらあるのでそれも避けられるでしょう。
ぶっちゃけ公式のReadmeを見るほうが理解が早いと思うので、あまり詳細は解説しません。
便利機能など
それだけでも十分便利なのですが、このツールにはいくつか便利機能があります。
まず、AWSのWebコンソールのSwitchRoleよりも自由にcolorが指定できるので色でRoleを識別してる人には役に立つかもしれません。
AWSのWebコンソールで指定できるカラーは上記の6色ですが、 AWS Extend Switch Rolesは自由にRGB hex value(FFFFFF)で指定できます。productionはこの色、stageはこの色、とかしてチームで共有してると、他人の画面を覗き込むときに混乱しません。(そんな事あるのか?)
公式ドキュメントはプロジェクト×環境で色を使い分けてそうな感じがしますが、そこまで器用なことはしてません。。。
また、regionを指定できるので、知らぬ間にregionがus-east-1(バージニア北部)になっていてインスタンスが見つからなくてドッキリする、というのも減らせるかもしれません。
余談
AWSのアカウント管理は結構会社やプロジェクトごとに特色があるような気がしてますが、prod/stg/devという環境毎にアカウントを分けるというのは比較的ポピュラーであるようです。
そうすると、デフォルトで履歴が5つまでというのは全然足りなくなるのは避けられないのですが、AWS的にはどう考えてるんでしょうね?
AWS Switch Roleの履歴枠が足りなくて困っている~という人は AWS Extend Switch Roles の導入を検討してみてはいかがでしょうか?