自宅のPC(Windowsのみ)をGoogle Home/Alexaから簡単にシャットダウンできるようになりましたので、やり方をご紹介します。
今まではそれらしいワードで検索しても、プログラミングが必要だったり、専門的なソフトウェアをいれる必要があったりと結構面倒でした。しかも、ちゃんと動かない時もありました。
そんな悩みも Assistant Computer Control を使えば簡単に解決します。
一応、アシスタントはGooleHome/Alexa、クラウドストレージはGoogleDrive/DropBox/OneDriveに対応するようです。筆者はGoogleHome、GoogleDriveのユーザなのでその場合だけ説明させていただきます。
設定方法
↑のリンクを見ていただければ全て書いてあるんですが、基本的にはIFTTTでの設定とAssistant Computer Controlをインストールするだけです。IFTTTの設定がデフォルトで英語になってるのでそこだけ日本語に修正しましょう。
また、GoogleDriveに専用のフォルダを用意する必要があったり、PCにGoogleDriveの自動同期を入れたりしますが、アプリケーションのインストーラに従ってやっていきましょう。
仕組み
単に使うだけなら仕組みまで知ってる必要はないのですが、素朴で良い仕組みだと思ったので簡単に説明しておきます。
まず簡単に処理の順番を説明します。GoogleHome、GoogleDriveを使う例です。
- GoogleHomeにフレーズ「コンピュータをシャットダウンして」を言う。
- IFTTTの処理が呼び出され、GoogleDriveの指定のフォルダにコマンドファイルを保存する。
- GoogleDriveデスクトップアプリが自動同期でPC内にファイルをsyncする。
- Assistant Computer ControlがPC内の指定のファルダを監視してコマンドファイルに従って実行する。
- 実行されると同時にコマンドファイルを削除する。
コマンドファイルというのは、「シャットダウンする」「スリープする」などwindowsで行う様々な処理を定義できる簡易スクリプトのようなものです。定義できる処理は以下です。公式サイト内にもいろいろなプリセットがあります。
全体としてはGoogleHomeからPCを操作するアプリケーションですが、Assistant Computer Control自身が行っているのはPC内の特定のフォルダを監視してコマンドファイルに書いてある処理を実行するだけです。その間をIFTTT、GoogleDriveなどを上手く使って埋めています。
まとめ
IFTTTやGooleDriveの安定性はさることながらAssistant Computer Controlも非常に安定して動作してくれており、1ヶ月使っていても今のところは全然問題ありません。みなさまもぜひAssistant Computer Controlを使ってよいGoogleHomeライフを!