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よく分かるリーダーの辞め方!

一度リーダーorリードorマネージャという名前が付く役職になってしまうと、調整作業に忙殺されて二度とコーディングができなくなる。そう思っている方は結構多いんじゃないでしょうか?

そこまで行かなくても調整作業、もしくはリーダーとしての業務負担が大きいからどうにかしたいと思ってる方は多いと思います。

この記事では主にリーダーとして作業を効率化させるor分担する方法、もしくはその基本的な考え方をいくつか提案します。

大項目は以下の6つです。

  • とにかく自動化する
  • 作業を易しくして人に頼む
  • メンバーのために良いダッシュボードを作る
  • 何かを決めるなら会議体にする
  • 後継者を育てる
  • 面接も人に頼む

とにかく自動化する

退屈な作業はコンピュータにやらせましょう。これはリーダーとしての仕事でも例外ではありません。逆に、処理する情報量が多い作業が多いので自動化しがいがあるでしょう。

上司に報告するレポートの生成や承認作業などは全体は無理でも部分的に自動化できることが多いです。自動化するということはソースコードになるということなので何をやってるのかの共有にもなります。

作業を易しくして人に頼む

完全な自動化は出来なくても、ある程度手順書を用意すれば人にやってもらえる可能性があります。もしくは部分的な自動化によって誰でも出来るレベルになるかもしれません。誰でもとはいかなくてもチーム内で1~2人出来るようになれば頼むこと自体は出来ます。

チームとしての冗長化にもなるので勇気を持って人に頼んでいきましょう。

また、リーダーが承認フローに組み込まれてるのは権威的なものであまり意味がない場合があります。メンバでも同じレベルの判断が出来るならメンバの誰かが承認すればOKとしても良いでしょう。

メンバーのために良いダッシュボードを作る

意思決定に属人性が生まれるのは見ている情報に差があるからです。逆に言えば、他のメンバも同様の情報を整理された状態で見ることが出来ればその属人性は下げられます。自分がどのように情報を整理して意思決定をしてるかを振り返ってみましょう。

ダッシュボードはリーダーだけが見るものというイメージがありますが、メンバのためにこそ見やすいダッシュボードを作りましょう。メンバにチームの状況を分かりやすく伝えることは意欲の向上にも繋がります。

何かを決めるなら会議体にする

リーダーが適宜決めて適宜連絡するよりは、定例のMTGにしましょう。チャットツール上でも構いません。

アクションアイテム、スケジュールの調整、担当の調整を前述した 良いダッシュボード を見ながら10分程度で済ませられるのがベストです。とはいえ何かを調整する場合は関係するメンバの合意が必要だと思うので、数分でも集まる時間があった方が良いです。自分の経験上、適宜相談とするとほとんど全ての話題に関係するリーダーがかなり時間を取られることになります。

MTGは悪だと思われているフシがありますが、チームにとって重要なことを決めるなら議論と合意は必要です。リーダーが勝手に決めてメンバーがただ受け入れるような体制ではいつまでもリーダーを辞められません。

後継者を育てる

リーダーとしての作業を減らしても依然リーダーは必要です。特にチームとしてのビジョンを考える役割はなかなか代えがたいでしょう。とはいえ、一人でやらなければ行けないというわけではありません。チーム全員では難しくても1~2人に一緒に考えてもらうことは出来るでしょう。

実際にリーダーを引き継ぐかどうかはさておき、少しでもリーダーとしての仕事に興味を持っている人がいれば、日頃から巻き込んでおくことをおすすめします。

面接も人に頼む

そも、リーダーの仕事か??という気持ちがありますが、面接に現場の人間が関わるのは非常に重要です。とはいえリーダー(の役職)でないといけないという理由はあまりないはずで、現場のメンバに協力してもらえるように人事も含めて話しましょう。

社歴が長いほうが良いとか現場について知ってることが多いほうが良いとかありますが、面接が属人化してるのは会社としても良くないはずです。質問内容や採用基準が文章化されてないとかそういう話につながるので。

以上、悩めるリーダーの方々のためになれば幸いです。