kazasiki's blog

プログラミングとかVRゲームとか

2021年1月の読書録

自分は結構漫画や小説を読む方です。ブログでもそれについてたまに触れようかと思うんですが、1冊の感想を長々と書くのもなぁという感じがしますので、1ヶ月毎にまとめてみようと思います。

食い詰め傭兵の幻想奇譚

食い詰め傭兵の幻想奇譚1 (HJ NOVELS)

食い詰め傭兵の幻想奇譚1 (HJ NOVELS)

王道ハイファンタジー小説です。Kindle Unlimitedに入ってたので読みました。作者は「二度目の人生を異世界で」というなろう系小説を書いてた人です。

こちらの作品の主人公は特に転生者というわけでもなく、普通に(異世界の)傭兵です。世界観としてはいわゆる剣と魔法のファンタジーという感じで特に捻りはありません。

こういったファンタジー小説は主人公になにか凄い野望があったり、倒すべき巨悪がいたりするんですが、この話にはそのたぐいの物はありません。主人公はただただ生活費を稼ぐために冒険者をやっています。そのわりには異様に強いのが面白いところです。

ファンタジー世界で、壮大になりすぎずかつ小さすぎないちょうどよい塩梅の事件が毎回起きるのがこの本の面白いところだと思います。

科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌

空想科学ミリタリーエロ漫画。人外娘といちゃこらしつつ、異様に強いモンスターと戦ったりしてる話です。私は何を隠そう人外物の話は大好物なのでいつか読むだろうなと思ってましたが、今でした。

物語の冒頭は異世界転移から始まるのですが、こちらの異世界に魔法なんて便利なものはありません。生態系が我々の今いる地球と異なるだけで、物理法則などは概ね同じという設定です。なのになんでモンスターが居るんだ?という感じもしますが、世界線が違えばそういうこともあるのか〜くらいに考えておきましょう。

物理的もしくは科学的な考証などが結構な文量で入ってくるのでそのへんで好みが分かれるかもしれません。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

アニメ化も発表されてて気になったのでAudibleで聴きました。女子高生を性的に見ているとかなんとかで炎上してたことを記憶してる人も多いんじゃないでしょうか。

話としてはサラリーマンの男性が訳アリで家出した女子高生を連れ帰ってしばらく匿うという感じです。期待(?)に反して性的な描写は全然ありません。

意外に結構登場人物が多くて、ちゃんとサブヒロインとして同僚女性も出てきますし、ラブコメとしてよく出来ています。

いわゆるお涙頂戴的なハートフルドラマな話をしつつ、ヒロインの家出の原因(家庭問題だったり人間関係だったり)を解決してちゃんと家に帰るまでの物語になりそうです。小説は5巻が最終巻になりそうな感じです。

社畜と少女の1800日

最終巻が発売したのにあわせて途中までKindle Unlimitedに入ったので読みました。途中からはBook Walkerで一気に買いました。

こちらもサラリーマン男性が少女(1巻では中学生)と同居する話ですが、こちらのヒロインは親から捨てられていて、親は失踪してます。

ジェネレーションギャップなどを感じながら共同生活をしてる感じが淡々と描かれています。全体的になにかテーマ性があるというよりはまぁそういうふうに困ることあるよね〜みたいなのを見て楽しむ漫画です。

1800日という言葉の通り、作中でおおよそ5年ほど時間が進みます。ヒロイン側は成長していく中での心境の変化が細かく描かれていて良いです。

年の差恋愛もの的な展開もあるんですが、かなり淡白に描かれていて、かつ明確な描写は避けたまま完結を迎えたので、その辺り期待して読むと肩透かしを食らうかもしれません。

Diary of a Minecraft Zombie

Diary of a Minecraft Zombie Book 1: A Scare of a Dare

Diary of a Minecraft Zombie Book 1: A Scare of a Dare

  • 作者:Zombie, Zack
  • 発売日: 2015/02/02
  • メディア: ペーパーバック

英語の多読用に買ったやつです。Minecraftのゾンビが主人公で、基本的な流れは日常コメディです。

あちこちにマイクラネタが散りばめられていて面白く、文章も比較的簡単なので(マイクラが分かる人には)オススメです。

おそらく対象読者は小学校低学年くらいだと思います。

まとめ

こんな感じでもしかしたら来月も書くかもしれない。