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kazasikiがプログラミングするブログ

プログラミングとかコンピュータとかWebとか

「今時の若者はコンテンツを無料だと思ってる」わけではない

生活

この間同僚とランチを食べた時に、小学生くらいの息子が見たいアニメを動画投稿サイトで検索して見てるって話をされて、最近の若者はコンテンツが無料で手に入るのが当たり前だと思っている的なお決まりな若者批判をされた。自分としてはその辺にちょっと変わった所感を持ってるのでそれをまとめておく。

結論から言うと、若者はコンテンツを無料で手に入れるのが当たり前だと思っているわけではない。だが、コピーは無料だと思っている。この差は結構、その、微妙なんだ。

CDがよく売れていた頃、自分の周りでよく見かけたのは以下のような光景だ。

  1. 誰かがCD(オリジナル)を買う
  2. それをリッピングしてMP3にコピーする
  3. 友人たちにコピーを配る

このケースならまだCDは買われていた。コピーの範囲もまだ友達程度。 今はWebが普及して1がどこかに飛んで行ってしまった。

逆に考えれば疑問はこうだ。なぜコピーにコストがほとんどかからない今、コピーにお金を払う必要があるのか?大人の人はご存じで、オリジナルを作るのにはお金がかかるからだ。でも、それはコピーネイティブな連中には納得できない。

いくつか納得いく例を挙げる。ニコニコ動画のプレミアム会員はコピーに必要なサーバー費を会員で負担している。プレミアム会員かどうかによって動画の画質が変わるのは合理的だ。クラウドファンディングはオリジナルの製作に必要なお金を製作の前に募っている。コピーの配布を有料にするかはプロジェクト次第だが。

物を先に作ってコピーを売って金儲けするというビジネスモデルはデジタルデータにはそぐわない。Webが民衆に行き渡った以上、売る側だけスケールメリットを得る方法は納得されない。

作ってほしくば金を払え。続けて欲しくば金を払え。